Veritas社会保険労務士事務所

ご相談・お問い合わせ
  

ブログ

「安全文化」

労働基準監督署の中に

安全衛生課という部署があります。

会社が労働者の安全を確保しているか

チェックする機関で

色々な報告書や届出を割と

厳しく細かくみておられます。

ただ、あくまでも労基は体制が整っているか

をみるところ。

形だけ整えても、そこに魂が宿らないと

絵に描いた餅になってしまいます。

リーズンという学者が唱えた安全文化の理論

①報告できる文化

②正義の文化

③学習する文化

④柔軟な文化

自分のミスが報告でき、

法違反もきちんと処罰でき、

既存の組織では対応できなければ

組織改革をし、

安全のために臨機応変に対応できる

組織の中で働く人々が声をあげても非難されず

風通しが良い土壌でないと安全管理計画は

ただの紙切れになってしまいます。

そのような観点からも

組織の中の人間関係はどうなっているか

パワハラなどで、

声をだすことが躊躇われていないか

など人事面談に組み込みこみヒアリングし、

課題解決を行う事が必要になってきます。

今までは離職率防止や本人のキャリアの方向性

会社の生産性を高めるためなどに

キャリア面談の導入を

することが多かったのですが、

働く人々、関係する人々の安全は土台であり、

それを固めるための手段としても

今後は活用していっていただきたいです。

Veritas社会保険労務士事務所

  • 〒612-8428
    京都府京都市伏見区竹田西桶ノ井町53番地 107号
  • 営業時間 9:30~17:45
  • 電話番号 080-6081-8980

ご相談・お問い合わせ

株式会社Veritas