「フリーランスの取り扱い」
フリーランスを巡る問題は
昨今メディアで良く目にします。
業務委託されていた宅配ドライバーの
雇用関係があるとして
労働基準法違反の是正勧告があったりと
会社側も実態をきちんと把握する必要が
迫られているのでしょう。
宝塚歌劇団員の死亡に関して
パワハラと過重労働があったが
会社側が安全配慮義務を怠った事について
争われているようです。
劇団員は契約上はフリーランスだったようですが、
果たして実態は支配従属関係があったのではないかと。
裁量権がほとんど認められず、
下級生の演技指導や公演の準備等を行っており、
それは実質的に労働契約に値するのかどうか。
このあたりが争点にはなってきますが
如何せん若い方の芽が摘まれてしまった事は
雇用形態云々より、
人として何か出来る事はなかったのかと思います。
フリーランスは確かに雇用関係にはありませんが
もし雇用関係がないというのであれば
ともに働くパートナーとして
一緒に悩んであげる姿勢は大切かと。
これから国も本格的な法整備を作る
流れになっていくのかなと思います。