5年に1度行われる年金の健康診断
「財政検証」が公表されましたね。
年金に関してはSNSでも賛否両論で
色んな意見が散見されますが、
本当に理解をして発信している方は少ないのでは。
かくいう私も年金の仕組みは複雑すぎて
理解が追い付いていませんが。
約100年先を見越して、
65歳で年金を受け取り始めた時の月額が
その時点の現役世代男性の
平均手取り賃金と比べた割合「所得代替立率」
これを50％下回らないという目標を掲げています。
今年度の所得代替率は61.2％。
2057年には同様の経済状況では50.4％
経済成長や労働参加が好調に続けば57.6％で下げ止まり。
今回の健康診断では、
年金の所得保証の機能は縮小していきますが
50％を切らないという目標は達成できそうです。
少子高齢化や平均寿命の延びが関係していきますが、
労働参加や経済成長により所得代替率も変わっていきます。
10月から施行される単時期案労働者に対する社会保険の拡大
これが35年後にどう反映されるか、
なかなか読めないですね。