「性的少数者への配慮の動き」
心と体の生が一致しないトランスジェンダーの人が
勤務をする際の職場環境について、
最高裁が初の司法判断を示しました。
職場でのトイレの使用制限の対応について
国の対応を「違法」とする判決が下されました。
今後の企業の取り組みに良い方向で
影響を与えられる事を期待される一方
判決では、
他の職員の理解が前提であり、
実際その方がどのように生きてこられ、
働いてこられたという個別具体的な事情が考慮されています。
最終現時点では、双方の意見をよく聞いて
最適解を探っていく必要があり、
社会全体で議論しないといけないと指摘しており
法律ありきではなく、
法律はあくまでも多角的な視点を促すきっかけであり、
結局は1人1人の意見を尊重し
すり合わせをしていく必要があるのでしょう。
結局のところ
人が集まって行動をする中で
お互いがお互いを尊重するという姿勢は
今回の問題ではなく、ありとあるゆる
場面で必要であるし、
それを考えると別記事で
職場相談の最多が
パワハラ・セクハラが3割を占めるとありましたが
そこらへんの解決の糸口になるのかなと感じております。