「個別具体的に」
2019年に改正労働施策総合推進法が施行され、
企業にパワハラに関する規定をつくる
相談窓口をつくる
社内研修などを行うなど対応が求められています。
それに伴いパワハラ防止のための
集合研修などが取り入れられています。
知識を普及ということであれば
そのような方法も意義があると思います。
ただパワハラが発生してしまうメカニズムは
単に知識がないだけでなく
職場環境が悪く
パワハラが発生しやすくなっているのか
世代の違う部下と価値観が合わず
コミュニケーションが取れない事が原因なのか
様々な個別要因が考えられます。
先日とある企業様と研修の
打ち合わせをさせていただいたのですが
今までと違う研修の方向になりそうです。
一律の研修ではなく個別にヒアリングをする事で
会社全体の職場環境の課題と
個別に具体的な問題を抽出し
それぞれにアプローチをするというのは
実はハラスメント対策で一番有効かもしれません。
少子高齢化、外国人雇用、女性活用などなど
多様な価値観の中
企業における人材教育や企業研修も
より個別に対応する流れに
なってきているようです。