厚生労働省が、令和4年度雇用関係助成金を

定めた雇用保険法施行規則を一部改正しました。

1番変わったなあと思うのは

キャリアアップ助成金でしょうか？

今まではわりと

幅広く適用されていたイメージですが、

今回の改正で

今までは正社員の就業規則に当てはまるよう

転換させた正社員が対象でしたが、

プラスで「賞与または退職金の制度が活用」

かつ「昇給」の条件が適用されている者に

限定されました。

また正社員が定義化されたことに伴い

非正規雇用労働者も

賃金の額が正社員と異なる雇用区分の

就業規則等の適用を6ヶ月以上受けている者

と定義を明確にしたようです。

他にも細かい変更があるようです。

助成金を労働者に還元してくださいね！

という意図があるのでしょうか。

よく「何かよい助成金ありますか」

と聞かれることもあります。

そうではなく、「こんな人材育成をしたい」

というゴールを決め、

その手段で助成金が使えれば使うというように

頭を切り替える方がよいでしょう。

人材開発という経営計画の一環として

助成金を活用する、

そうすれば何が使える助成金なのか

わかってくるかなと思ったり。

給付金のご送金の話ではないですが、

予期せぬお金が入ると人間ついつい

変な方向に走ってしまいますからね。