「障害者雇用の質の向上」
おはようございます。
厚生労働省は今後の障害者雇用施策の
充実強化に向けて意見書案を提出しています。
それによると、今後の障害者雇用について
「雇用の数」とともに「雇用の質」に
着目した施策を進める方針と
障害者雇用調整金・報奨金について
支給上限を設ける改革案を提言しました。
雇用率の達成を目的として
雇用の数は着実に伸びてきているため
今後は障害者の方が能力を十分に発揮できるよう
キャリア支援を含めて雇用管理を行うよう
法律に組み込まれる可能性があります。
ジョブコーチの活用促進や助成金の活用など
今後支援内容が改めて周知されて行くでしょう。
会社様によってはしっかりと体制を
整えらていらっしゃるかもしれませんが、
障害の状態によって能力を発揮にあたって
障害の特性を理解し、
環境整備を行うことが必要です。
様々な助成金や支援が
今後導入されるかもしれませんが
受け入れる側がこの支援で
どのように働きやすくなるのか知識と理解が
今後は特に必要となってきそうです。
また改正案は報奨金などの減額も
併せて検討されているため
雇用率の達成という目的が優先されがちだった
障害者雇用が今後、会社を支える人財として
一人一人の力が発揮できるような支援の
強化に目的を優先して行く必要がありますね。