「不正の温床になりやすい」
やっぱりですが、
助成金の不適切受給があったようですね。
雇用調整助成金も不適切受給で
今頃になってたくさん出てきていますが
今回は「社員のリスキリング」などを行う
事業者を対象とした国の助成金「人材開発支援助成金」。
雇用保険法に基づき
リスキリングなどの研修費用を
全額自己負担している事を条件として、
費用の最大75%を事業者に支給する制度ですが。
やっぱり、コンサルテインんグ会社がそこに目をつけて
キックバックを受けたにもかかわらず、
全額自己負担として申請していた様子。
毎回毎回ですが、なぜゆえに
助成金はこのような事が多いのか。
助成金は制度が複雑かつころころ変わるため
あまり詳しくないと
容易に相手の都合の良いように誘導されやすく
多くの事業所は悪い事をしているという事に
気づかないの可能性も。
また多種多様な助成金が次から次に作られていますが、
本来の意図とは全くかけ離れて単に
金儲けの手段になってしまっているような事も要因かなと。
しかし、不正受給となると、ペナルテイ分も含めた返金
今後しばらくは利用できないなどなど
結構な痛手もあります。
また昨今の助成金を考え見ると
結果雇用保険料は上がるし、本来の意図は達成しないと
なんだがよく分からない結果になっているような。
賃上げ制作、雇用の継続、労働市場の拡大などに
そもそも寄与するための助成金ですが
こんなにも意図とずれるなら、
そろそろ助成金自体の在り方を
考えないといけないのかもしれませんね。