「二律背反」
おはようございます。
最近よくご相談のような形で
企業様からちらほら耳に入ってくるのが、
技能実習生や特定技能の外国人従業員の方が
お金をもっと稼ぎたい!だから残業させて!と
要求されるケース。
もはや働き方改革で残業時間にはなかなか
厳しい目が向けらる昨今。
また企業側も決められた労働時間で
まずは最大限のパフォーマンスを
出して欲しいと思うのが本音。
しかし、一日一日のお金を稼ぎたいという
技能実習生の方達とは相いれず。
日本の労働の仕組みを説明してもなかなか
ご納得されないようです。
技能実習生の方など日本の技術を学んでいただき
祖国での還元というシステムのもと
働いていただいていますが、
ある程度の会社の組織論やキャリア育成論
法律論など体系的に学んでいただけるような
仕組みが今後は必要なのでしょうかね。
コロナが終息したら人手不足は必須。
外からの労働資本を受け入れないといけない。
そんな中文化の違いはあり、
働き方多少ずれはあるでしょう。
しかし、どんな人も
その日その日の目標ではなく、
未来を描ければ、
どんな働き方をしないといけないか
目標が代わり、二律背反も防げるかなと。
例えば祖国でお店を持ちたい!
などの夢に変われば
実際経営的な視点も必要になるから
働きたいだけ働かれたら困るわけで。。
そりゃいかん!と
なるかどうかは分かりませんが。
3年後、5年後が考えられるような
キャリア教育が現状解決の一つになるかなあと
ぼんやりと考えています。