「新人社会人の気持ち」
おはようございます。
4月の入社に向けて人事担当の方も
用意が本格的になってきているのでは?
昨年、新入社員の方々のキャリアカウンセリングを
させていただく機会をいただきましたが、
よく耳にしたのが、
なんとなく就職してしまったが、
どんなキャリアを積んだらよいか分からない
自分が何をしたいの分からない
といったお話。
学生から社会にでて直面するのが、
自分が思い描いていた事と少なからず
ギャップを感じるでしょう。
特に日本の大学の学問は働くということに
直結しにくい。
まだまだキャリア教育が浸透しておらず
なんとなく大学での学科を選んだり
偏差値重視で選ぶ傾向は根強かったりします。
加えて日本の働き方は
メンバーシップ型雇用。
例えばマーケティングのような仕事を
思い描いていて入社しても
まずは全ての業務を学必要がある。
その中で
「こんなことするために入社したんじゃない」
と言った思いにかられてしまいます。
これは日本の教育カリキュラムが
がきちんと機能していない弊害ではありますが、
同じことを繰り返している以上、
やはり入社の段階から学び直しをさせる意識を
我々企業側がもたないといけないかもしれません。
入社時にしっかりと
自分自身が今までどういったことに興味関心を
示してきたのか自己理解を図るとともに
入社した会社ではどんな仕事があり、
新入社員に期待している役割とは何か
仕事の理解、役割の理解を伝え、
定期的に自分自身を振り返る機会を
提供する必要があるかもしれませんね。